「発酵食専門」の料理教室薬膳味噌で腸活!! misomiso「発酵食専門」の料理教室薬膳味噌で腸活!!

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2023.6.28

夏バテ防止には発酵の力!!

梅雨が終わると暑い夏がやってきます。実は甘酒は古くから夏バテ防止に飲まれていました。俳句では夏の季語なんです。今年の夏は是非、甘酒で暑さを乗り切りましょう。

 

これからの季節、夏バテぎみで食事が進まなかったり、喉越しの良い冷やした麺類だけで済ませる事になりやすいですよね。そんな時だからこそお勧めなのが発酵食なんです。

発酵食は

①すでに食品の分解が進んでいるので、胃に負担がかからない。

②微生物の働きにより免疫力が高まる。

このような特性があるのはご存じの方も多くなっている事でしょう。

では発酵食が与えてくれるメリットを三点ご紹介しますね。

 

①身体の外見に及ぼす影響

発酵食を食べるようになって「肌が綺麗になった、シミが薄くなった、痩せた!!」なんて声をよく聞きます。

もちろん人によって効果は様々ですが、見た目に違いが出てくることはとても嬉しいことです。これは腸の中と私たちの外見の肌はつながっているからです。腸が口から肛門まで一本の「ちくわ」のようなもの。ちくわの内側も外側も外気にさらされている肌と思ってください。つまり、腸内環境の影響が私たちの肌にも影響します。

発酵食を食べることによって、発酵菌を体の中に取り入れることができます。その菌体は、生きていても死んでいても私たちの腸内環境に影響を及ぼし、腸の中の善玉菌を増やしてくれます。たまに発酵菌が死んじゃうから味噌汁を熱くしないという声がありますが、沸騰させて味噌の香りや風味が損なわない程度と考えて頂いて大丈夫です。菌は生きていなければいけないわけではなく、死んだ菌も、私たちの腸内のエサとなり、腸内環境を改善してくれるのです。

 

②身体の内面に及ぼす影響

先ほどの話でもあったように、腸は一本のちくわです。つまり体の中にあると思われている腸も、常に外気にさらされさまざまなウイルスやばい菌と戦いながら生きているのです。これに勝とうとする力が免疫力。実は私たちの腸の中には、免疫細胞の70%近くが存在しています。腸内環境を整えることによって、さまざまな外敵に打ち勝つ免疫力が備わり、風邪をひきにくい体、疲れにくい体、アレルギー症状が出にくい体作りをすることができます。実際、発酵食を食べ続け、気が付いたら、花粉症が治っていた、なんて話は、よく聞く話です。

 

③精神に及ぼす影響

体の調子が悪くて病院に行った時、とくに原因が見つからずに「ストレスのせいですね」と言われたことがありませんか?実は「ストレスのせい」というのは「ストレスのせいで自律神経が乱れているのが原因」ということです。そして自律神経に大きな影響を与えているのが腸です。腸は自律神経と密接な関係があってお互い影響し合っています。腸内環境のバランスを整えて腸の働きを良くすると自律神経が整います。また自律神経のバランスが整うと腸の働きも良くなります。テストや遠足の前に、下痢になったり、仕事で悩みがあると便秘になったりというのは、まさに腸とストレスが密接に関係しあっている証拠です。発酵菌を体に取り入れ、腸内環境を整えることによって、心も落ち着きストレスも軽減するということにつながるのです。

🎀甘酒を使った免疫力アップレシピ

米麹から作られた甘酒は飲むだけではなく、お料理にも色々と使えます。砂糖代わりに甘酒を煮物に使用したり、漬け床として活用したりとバリエーションがいっぱいです。

甘酒煮込み麺をご紹介します。焼きそばでもなく、ちゃんぽんでもなく、甘酒の甘みも効いた生姜の香りもするとても美味しいメニューです。ガラスープは玉ねぎ麹で代用しました。

材料(2人分)

中華麺     2

豚ばら肉         100g

しめじ       100g

人参         50g

ピーマン        3

白ネギ          30g

平天            60g

生姜            1  

Aガラスープ     100ml

 甘酒           150cc

 醤油            2

 塩コショウ     適量

作り方

  • 豚ばら肉は5mm幅に切り、ピーマンと人参は細切り、しめじはほぐしておく。
  • 白ネギは5mm幅の斜め切り、平天は短冊切り、生姜は粗みじん切りにしておく。
  • フライパンに油を熱して豚肉を強火で炒め、火が通ればしめじ、人参、生姜、ピーマン、白ネギ、平天の順に加えて炒める。
  • 中華麺を加えて合わせておいたAの調味料を加えて蓋をして中火で2分煮込み、全体を混ぜて出来上がり♫

 

 

 

 

 

 

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