1.さつまいもと栗の温かいスープ
地元福岡の秋冬に欠かせない食材、さつまいもと栗を使った温かいスープは、体を温めながら栄養を摂ることができる絶品料理です。さつまいもには食物繊維やビタミンCが、栗にはビタミンB群やミネラルが豊富に含まれています。これらの栄養素は免疫力向上に寄与します。
2. 味噌仕立ての豚しゃぶと白菜の鍋
福岡の冬に欠かせないしゃぶしゃぶ。味噌仕立てにすることで、発酵調味料である味噌の風味がプラスされます。白菜やねぎ、しいたけなどの野菜もたっぷり入れ、温かいスープで体を温めつつ、発酵の恩恵を受けることができます。
野菜たっぷりの鍋は栄養を摂りやすく、ヘルシーメニューになるので冷える季節にはお勧めです。
3. ごぼうとキムチの炊き込みご飯
ごぼうは食物繊維が豊富で、腸内環境を整えます。福岡で愛されるキムチと組み合わせて、炊き込みご飯にしてみましょう。発酵したキムチの風味がご飯全体に広がり、食欲をそそりながら健康的な食事になります。キムチには1gに8億個の乳酸菌があって、これはヨーグルトの100倍なんです。この乳酸菌が生きたまま腸に届いて善玉菌を増やすと同時に、悪玉菌を減らしてくれます。またにんにくや唐辛子も使いますから栄養価が高く、疲労回復にも役立ちます。
4. 納豆と大根おろしの和風サラダ
納豆には大豆イソフラボンやビタミンKが豊富に含まれています。これに大根おろしを合わせて和風サラダにすると、爽やかでありながらも身体を温めてくれます。ポン酢やしょうゆで調味し、発酵のパワーを味わいましょう。
納豆のネバネバに含まれる酵素がナットウキナーゼなんですが、これは熱に弱いため調理しないで食べるのが一番です。ナットウキナーゼは血栓を溶かしてくれたり、脳梗塞や心筋梗塞の予防やアンチエイジング効果もあり、高血圧やコレステロールを抑えてくれるなど、いいことずくめです。
5. 甘酒と栗の温かいデザート
冬の夜に最適な温かいデザートとして、甘酒と栗を使ったスイーツがあります。甘酒は米麹からできた発酵飲料で、腸内環境を整え、身体を温めます。甘酒の栄養成分は酵素、ビタミン類、必須アミノ酸9種類など美容と健康にうれしいものがバランスよくたっぷり含まれているのです。だから飲む点滴と言われるのですね。決して薬やサプリメントではないので、体への負担はなくスムーズに消化吸収されます。麹菌の酵素でお米のデンプンが分解されたブドウ糖の自然な甘みなので、ヘルシーなんです。栗の甘さとの相性は抜群で、冷えた体を温めながら美味しさを楽しむことができます。
6.ほうじ茶と栗の和風パンケーキ
寒い日には温かい飲み物と共に、ホッとするスイーツも欠かせません。福岡の冬にぴったりなスイーツとして、ほうじ茶と栗を使った和風パンケーキがおすすめです。ほうじ茶の風味と栗の甘さが絶妙にマッチし、心も体もほっこりと温まります。
7.発酵白菜のクリーム煮
白菜の塩漬けを常温で一晩おいたものが塩もみ白菜、3~5日おいて発酵させたものが発酵白菜です。どちらもかさが減って保存が出来るので便利です。発酵白菜は乳酸菌の力で発酵が始まり、旨みがじんわり熟成されてきます。気泡が出てきて、食べると酸っぱく感じたら発酵してきた目安です。発酵具合で味が変わるのも楽しいです。発酵白菜は冷蔵庫で約1ヶ月は保存可能です。この発酵白菜の汁気をよくきり、ハムと一緒に炒め、牛乳、生クリーム、塩コショウで味を調える。器に盛り、パルメザンチーズをおろしかけ、あらびき胡椒をかけると発酵白菜とクリームからブルーチーズのような風味が生まれ、バケットやワインを添えたくなりますよ。
福岡の冬は寒さが厳しいですが、その分美味しい食材が豊富にあります。これらの食材を取り入れ、発酵調味料を活用することで、より一層免疫力を向上させることができます。ぜひ、地元の旬の味覚と発酵の力で、健康で美味しい冬を楽しんでください。また、十分な水分摂取や適度な運動、十分な睡眠も忘れずに行うことも大切です。