2022.12.30
久しぶりのブログの更新です。忙しく月日が経ってしまっている間に2022年もあと数日となりました。
今年の講習会にご参加頂いた中でも感動した実例をご紹介したいと思います。
一組目は8月ごろから熱心に通ってくださった若いご夫婦です。
子供さん4人の子育て中のお二人で、聞くとコロナにより今後のために自分たちができることを追求する中で、まずは食生活の見直しをしたとのことです。お味噌や発酵調味料など手作りできるものはやろう!と習えるところを検索してこちらの料理教室に辿り着いたようです😀
ご主人は長距離トラックの運転手で今までは殆どコンビニのおにぎりやインスタント食品ばかり、、、、
家族をコロナ禍から守るために勉強し、発酵食の良さに気付いたので和食生活をしていくと私はお二人の話を聞きながら感動していました。
甘酒の作り方を教えると、私の使ってるシャトルシェフと同じものをすぐに購入したり、塩麹や醤油麹も学ぶとすぐに使っていき、ぬか床も二樽ほど仕込んで帰られました(笑)
ついにF家の発酵ライフがスタートしていきました✨😄
子供達もみそ汁や野菜が好きとのことで、これからの子供たちの成長がとても楽しみです。
子供は親を選んで生まれてこないので、健康意識の高いご両親の元で育っていく子供たちがうらやましく思えました。
近い将来、有機野菜を育てていけるような畑もある家に引っ越し予定のお話しも話してくれました。
子供達を自然の中でのびのびと育てたいと目を輝かせて話してくださいました。
こな納豆もご紹介して実習の試食にかけて試してくださいました。
生麹も時々買いに来て下さり、家族の健康を守る発酵食を取り入れ続けてくださるFさんに出会って、あらためて考えることが出来ました。
元小学校の栄養士として働いていた時代を思い出しました。
たくさんの子供とその家庭の健康指導や食育を行ってきました。
子供を取り巻く家庭環境の変化も目を向けてきました。その中でおうちごはんの役割は大変大きいと感じさせられました。働いてるお母さんは忙しくて疲れ果てて、調理時間が取れなくなるので、お腹すいてる子供たちにインスタント食品やレトルト食品と簡単に空腹を満たすだけになっていることもあるかと思います。
発酵調味料を知ってみるととっても美味しく簡単な時短料理になることがわかると思います。
発酵調味料で毎日のおうちごはんが体と心に染みわたる優しい味に仕上がります。レッスンにご参加の皆様から「もっと早く出会いたかった」と嬉しい言葉を頂いています。
自家製発酵調味料は生き物なので変化していく事、育てていく事も楽しみの一つになります。
忙しい時代、意識して時にはゆっくりと大切な自分、大切な人の心も体も健やかな毎日を送れるように発酵食の基本や作り方、使い方やコツなどをお伝えしています。
「食育」とは?
食を通して人間として生きる力を育むこと。人と人との繋がりを大切に心の中から美しく、健康になれるようなお手伝いをしていきたいと思います。
みそ作りは人作りに繋がるとずーと思い続けていたことが少しずつ積みあがってきたことを実感しています。