2022.4.6
『味噌は医者いらず』という言葉があるように、昔から味噌は日本人の身体を作るのに、大切な栄養源として使われてきました。豊富なタンパク質、ミネラル、ビタミンなど、私たちが健康的に生きていくのに欠かせない栄養素が沢山含まれている味噌は、毎日欠かさず取り入れたい食材の1つです。
私は味噌に興味を持った時にみその歴史を学びました。かつては今のように味噌汁として調理されることは少なく、おかずや薬として利用されていました。そんな貴重な味噌が「味噌汁」として飲まれるようになったのは鎌倉時代。中国からすり鉢が伝来し、「粒みそ」をすりつぶした「すり味噌」が作られるようになりました。それまでにおかずとして食された味噌から水に溶けやすい味噌が誕生したことによって、味噌汁として利用されるようになりました。味噌汁の登場で「一汁一菜」という鎌倉武士の食事の基本が確立されました。戦国時代には貴重なタンパク源、ミネラル源として武将たちが兵糧(戦陣食) として活用するようになり、戦国武将たちは皆、戦闘能力を左右する兵糧(戦陣食)にはとくに米と味噌、この二つは絶対必要な兵糧だったそうです。江戸時代に入ると味噌は現代と変わらず、一般庶民にとっても、なくてはならない食品となり、武士、農民、大商人は自家醸造がほとんどでした。そしてそのころからさまざまなみそ料理が誕生してきたそうです。
国立がんセンター研究所の平山先生の発表によると「味噌汁を飲む頻度の高い人ほど胃がんによる死亡率が低い」と調査結果が出ています。また味噌は血管系の病気から体を守り、糖尿病・肥満・心臓疾患の発症を低下させることがわかってきています。とはいえ現代の生活スタイルの中で、毎日味噌汁を作ることが困難な場合もあります。そこでお湯で溶くだけで簡単に味噌汁ができるように出汁の要らない味噌を製造販売してきました。特に大腸が活動をはじめる朝5時~7時に温かい味噌汁を飲むと腸内を活性化させるので忙しい朝でも毎日飲み続けることが出来るように工夫してきました。
麹を贅沢に使うことにより甘味とコク、そして深い旨味のある味噌に仕上げています。
特に米麹、麦麹だけでなくはと麦麹をたっぷり配合して三十五割麹にしていますので美容促進効果も期待できます。
ミネラルがたっぷりの天然塩を使用して5%の減塩配合にしています。
塩分を気にして味噌汁は敬遠すると言う人がいますが栄養的にも機能的にもすぐれた食生活を築くことになるので是非一日一杯の味噌汁は食べ続けてください。みそは一度に大量に食べることはないので、料理に使ったときの塩分量は多くはありません。味噌汁一杯では約1.2gで他の食品例えばカップラーメンで一杯4.8gピザトースト一枚3.1gなので比較しても少ない方と言えます。一日の塩分摂取目標量は男性8g未満・女性7g未満とされ、一回に1杯なら、味噌汁の塩分を心配することはありません。食塩の性質を活用して発酵・熟成させた味噌の中の物質には、たくさんの効用がありますので塩分のために敬遠するのは、もったいないことです。
決して多くは無い味噌汁の塩分ですが、それでも気になる場合には、具を工夫することで解消されます。とくにカリウムを多く含んだホウレン草や春菊、いも類などが塩分の体内吸収を防いでくれます。また食物繊維の多いわかめ、ごぼう、こんにゃくなども、同じように塩分を体外に排出する働きがあります。好き嫌いで選びがちな具ですが、カリウムや食物繊維の多い具だくさんにすれば、味噌汁が栄養・機能的にいっそうすぐれたものになるでしょう。何種類かの具を上手に取り合わせた味噌汁がおすすめです。
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🌾miso*misoSTORE オンラインショップついにオープン致しました😊
健康と幸せをお届けしたいという夢を形にしたみそ工房「miso*miso」をオープンして沢山の方に味わって頂きました。しかしもっともっと味噌の良さを実感して頂きたいという思いで、この度オンラインショップをオープン致しましたのでどうぞお試し下さると嬉しく思います。まだまだ未熟な私ですが、皆様に喜んでいただけるように、発酵食を通しての身体作りにいっそう精進していく所存です。
お豆の種類が5種類ありますので味比べご希望のお客様のため5個一度に購入して頂くと送料無料とさせて頂きますのでどうぞ宜しくお願い致します。
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